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Dissipative Figures - 2 Humans, Light in Dark

teamLab, 2024, Digital Work, 8 channels, Continuous loop
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Dissipative Figures - 2 Humans, Light in Dark

teamLab, 2024, Digital Work, 8 channels, Continuous loop

生命の存在の輪郭は、肉体の境界面ではなく、それらと連続する環境も含めた、曖昧なものである。

人は生きている限り、エネルギーを散逸し、空気などの環境を動かしていく。

この作品は、人が生きている限り世界に与え続けるエネルギーで、人物の存在を描いている。


私という存在は、心と体とそれらと連続する環境である。


石ころや、これまで人間がつくってきたものは、それ自体で安定的な構造をもつ。

しかし、生命は違う。石ころは、外界から遮断され密封された箱に入れても存在し続けるが、生命は、そのような閉じた箱に入れられると存在を維持できない。


生命は、海に生まれる渦のようなものである。

渦は、流れの中にある存在であり、その存在の境界は曖昧である。


実際、渦は定常しているが、うごめき続け、力強い一つの生命のように見える。

渦は、それ自体で安定した自らの構造を保っているものではなく、渦の外部から内部へ、そして内部から外部へと流れ続ける水によってつくられ、その流れによって渦の構造は維持され続ける。


生命も、外部から食物として物質とエネルギーを取り込み、物質を排出し、エネルギーを外に散逸させながら、秩序構造をつくりあげている。つまり、生命の構造は、そのもの自体ではなく、それらと連続する環境によってつくられている。


生命は、開いた世界の中で、流れの中に生まれる奇跡的な現象であり、海の渦と同じように、その存在の境界が曖昧な、無限の連続の中の存在である。


生きているということは、世界へエネルギーを散逸し続け、世界と連続しているということなのだ。

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